LANの代表的な規格であるイーサーネットの移り変わり

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LANの代表的な規格であるイーサーネットの移り変わり

LANの標準規格となっているイーサーネット

イーサーネットは、LAN(ローカルエリアネットワーク)の代表的な規格であり、今ではLANといえば、そのほとんどがこのイーサーネットによるものとなっています。このイーサーネット、元々は一本のイーサーネット・ケーブルに複数台のコンピューターを繋ぐことで、このイーサーネット・ケーブルに繋がれている全てのコンピューターで、ローカルなネットワークを構成する、といったものでした。これがバス型と呼ばれる、初期型のイーサーネットでした。

バス型からスター型へと変化したイーサーネット

しかし、このバス型という初期型のイーサーネットには、いろいろと不備な点があったために、これがスター型と呼ばれる現在、標準となっているものに代わって行ったのです。このスター型のイーサーネットでは、スイッチングハブという中継装置が中心に置かれていて、各コンピューターとこのスイッチングハブとが、イーサーネット・ケーブルで接続されて、LANを形成するという形になりました。つまり、LAN上の通信は、全てこのスイッチングハブを経由して目的のコンピューターに届く、という方式になったのです。

スイッチングハブが中心となる現在のイーサーネット

元々のイーサーネットでは、一本のイーサーネット・ケーブルを全てのコンピューターが共有する方式になっていたために、通信データ同士が衝突を起こしてしまう、という問題がありました。このために、スイッチングハブという中継装置を設け、これを経由して通信が行われるようにしたことで、中継装置が送信データをより分けて効率よく通信が行える、というようになったのです。このために、現在ではLANに接続されるコンピューターの数だけ、イーサーネット・ケーブルが用いられるようになっているのです。

イーサネットはコンピュータの通信規格として世界中で利用され、技術の進歩も活発で続々と高速な新規格が生まれています。